犬を飼っている皆さん、愛犬の歯磨きはしていますか？口臭はしませんか？犬も人と一緒で歯磨きをしないで口内を汚れたままにしておくと、口臭や虫歯の原因になります。特に口臭の原因は『歯周病』からだと言われています。
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歯周病とはどんな病気？
歯周病とは歯を支える組織（歯茎や骨）に炎症を起こす病気です。主な原因は口の中の細菌の塊（歯垢）がたまっていくことです。歯垢は数日で歯石になり歯垢や歯石から細菌が繫殖して歯周組織に炎症を起こします。また歯周病の進行が進むと口内の病気だけでなく、目や鼻や内臓など様々な病気の原因になります。ですから愛犬の健康を保つためにも歯磨きをして口内を綺麗にする事は非常に重要な事なのです。
歯磨きはどのようにしたらいいの？
今まで歯磨きをした事のない犬にいきなり歯磨きをしても、ほとんどの犬は嫌がります。嫌がっているのを無理矢理すると警戒してなおさら歯磨きがしにくくなります。そこでまず愛犬に ❝ 歯磨きは怖くないよ ❞ と、認識させる必要があります。私が愛犬にした歯磨き方法は下に記載した順番です。
１. 手で犬用のおやつをあげる。
２. 犬用の歯磨き粉の味を覚えさせる。
３. 指で歯に触れられるようになる。
４. 犬用の歯ブラシやシートで歯磨きする。
１.手で犬用のおやつをあげる。
まず歯磨きは犬の口元を触ることが出来ないと何も出来ません。手で犬用のおやつをあげる事は愛犬の口元を触る第一ステップです。こうすることで人の手が口元に触れても嫌がる事がなくなっていきます。
２.犬用の歯磨き粉の味を覚えさせる。
手のひらの上に少し犬用の歯磨き粉を出して愛犬になめさせて味を覚えさせます。一日一回、量も少し（豆粒程度）で３日から５日程度繰り返して歯磨き粉の味を覚えさせます。歯磨き粉の種類もいろいろあるので、下記を参考にして愛犬に合う歯磨き粉を選んでみてください。
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３.指で歯に触れるようになる。
今度は犬用の歯磨き粉を指の先端に塗って、初めは犬の前歯に塗るよう触ります。たぶんワンちゃんは凄くペロペロと舐めます。２～３日して慣れてきたら左右の犬歯に塗るよう、また２～３日して慣れてきたら少し奥歯に塗るように触ります。このように時間はかかりますが徐々に慣れさせていく事で歯を触られても嫌がらなくなります。
４.犬用の歯ブラシやシートで歯磨きする。
今まで歯磨き粉を指に塗って歯磨きをしていましたが、ここからは歯ブラシで歯磨きをしていきます。ここでもいきなり全部の歯を磨くのではなく、初めの２～３日は前歯周辺、次の２～３日は前歯と左右周辺、次の２～３日は前歯左右奥歯周辺というように徐々に慣れさせていきましょう。歯ブラシもいろいろな種類があるので愛犬の口の大きさに合うやらかい歯ブラシを選ぶとよいでしょう。また、飼い主さんにとっても磨きしやすい歯ブラシを選択すると良いと思います。また、下記の商品は私の愛犬も愛用しているのですが、歯磨きした後に左右周辺の歯に一回ずつ❝シュッシュッ❞としてあげるだけで口臭、歯垢、歯石に効果的です。一度試してみて下さい。
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どうしても歯磨きをさせてくれないワンちゃんにはこれ！！
ここまで歯磨きのやり方を一通り説明してきましたが、『やっぱり歯磨きをさせてくれない。』 というワンちゃんには下記の商品をお勧めします。
一つは、歯磨き専用ガムです。凹凸の形状で弾力性があるので噛んでいると歯磨き効果があります。ただあげるだけだと、すぐに食べ終わってしますので手でもってなるべく長く噛ませると口内の汚れを落としてくれます。ですが、歯ブラシで歯磨きするようにはいかないので、なるべく歯ブラシで歯磨きをするようにしましょう。
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もう一つは、飲み水に混ぜて飲ませる商品です。この商品は歯磨きが出来る子、出来ない子、両方のワンちゃんにお勧めします。やり方は簡単で100ｍｌの水にワンプッシュするだけです。完全無添加、防腐剤フリー、無香料、無味、無臭で作られているので、ワンちゃんの体には安全・安心です。
何度も繰り返しますが、歯磨きは犬とってもとても健康に欠かせない事なので毎日してあげましょう。もし毎日が無理なら２～３日に１回は必ずしてあげましょう。
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